雑学大百科 SCIENCE · NATURE · WORLD

世界は、
知らないことだらけ

目の前の「なぜ?」から、遠い星の話まで。好奇心の向くままに読み歩く、写真と物語の百科事典。

今日の発見を読む
ボツワナの砂漠に広がるオカバンゴ・デルタの湿地
今週の読み物 地理と自然

砂漠に洪水がやってくる。
しかも、雨の少ない季節に。

海にたどり着かない川が、乾いた大地に広大な湿地をつくる。遠くの山で降った雨が、季節を越えて届くまで。

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写真:Joachim Huber / Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.0

ONE STORY A DAY / SOMETHING UNEXPECTED

今日の一記事、思いがけない一記事。

毎日ひとつ、じっくり読む。気分を変えたいときは、偶然に任せてみる。

今日の記事

物理・化学 · 解説・読み物

空はなぜ青い? 夕焼けが赤くなる理由まで、光の進み方で分かる

青い光が空で広がり、夕方には赤い光が残る。レイリー散乱だけでは答えきれない「紫ではない理由」と火星の夕焼けまで解説。

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ランダムで発見

生物

シャコのパンチは二度当たる――水中で起きる見えない「二発目」

貝殻を叩くモンハナシャコの打撃を測ると、力の山が二つ現れた。二発目の正体は、打撃の直後に水中でつぶれる小さな泡だった。

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SPECIAL EXPERIENCE / COSMIC SCALE

宇宙の果てまで。

地球から遠ざかり、銀河を越え、観測できる宇宙の限界へ。画面全体で、宇宙の大きさを体験する。

宇宙へ出発する ↗

CURATED HISTORY / ANCIENT ROME

ローマ帝国を、ひとつの歴史として。

建国から東ローマの1453年まで。皇帝、都市の暮らし、軍団、奴隷制、宗教、水道を、7本の読み物でつなぐ特集。

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ローマに残るフォロ・ロマーノの遺跡 写真:Góngora / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

EDITOR'S STORIES

ひとつの疑問から、思いもよらない場所へ。

角のある実物のウォンバットのふん
BIOLOGY / FEATURE

ウォンバットのうんちは、なぜ四角い?

腸の壁の硬さの違いが、柔らかいものに角を作る。実物写真と独自の図で、研究をたどる。

腸の中で起きることを読む →
写真:SojournerRL / Wikimedia Commons・CC0 1.0
水星、タイタン、エウロパ、エンケラドスの氷と液体を比べた図
SPACE / OVERVIEW

太陽系には、地球と違う「海」がある。

水星の氷、メタンの湖、氷の下に隠れた海。4つの天体から水と生命の条件を探る。

4つの天体の比較を見る →
図:独自制作/NASA公開資料を参照

AROUND THE WORLD / REAL STORIES

その国の、一番おもしろいところから。

世界地図で見たことのある国にも、写真一枚から始まる意外な話がある。

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ANIMAL COLLECTIONS

動物を、一種類ずつ深く。

見慣れた猫や犬にも、知らない話がたくさんある。

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SPECIAL COLLECTION / GIRAFFE

キリンだけで、こんなに話せる。

首は7つの骨。舌は約50cm。夜にハミングする? 67本の雑学と8本の詳しい解説を1ページにまとめた。

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SMALL DISCOVERIES

どうでもいいけど、面白い発見

生き物の意外な生態から、宇宙や身近な現象まで。知らなかったことを、気軽にひとつ。

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生物 · ひとくち雑学01

チョウが葉に止まるとき、足で子どもの食事を調べている

一匹のチョウが葉へ止まり、少し歩いてから飛び去った。休憩しただけに見えるが、産卵場所を探しているメスなら、脚で葉の成分を調べていた可能性がある。

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宇宙・地球 · ひとくち雑学02

タイタンでは雨が降り、川が流れる。ただし液体は水ではない

土星の衛星タイタンの地表には、河川のような地形や湖、海がある。探査機カッシーニがレーダーで捉えたのは、地球に似た形を持つ水辺の景色だった。しかし、その湖を満たす液体は水ではない。

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生物 · ひとくち雑学03

心臓が止まるほど凍っても、春に動き出すカエルがいる

北米に暮らすアメリカアカガエルは、冬になると落ち葉の下などで凍ることがある。体内の水の一部が氷になり、心臓の拍動も呼吸も停止する。それでも春になって気温が上がると、再び活動できる場合がある。

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技術 · ひとくち雑学04

1947年のコンピューターの故障記録には、本物のガが貼り付けられた

1947年9月9日、ハーバード大学の計算機Mark IIで不具合が発生した。調べてみると、リレーと呼ばれる電気部品の中に一匹のガが挟まっていた。担当者はガを取り出し、記録帳にテープで貼り付けた。

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NEW STORIES

新しく見つけた、世界の不思議

身近なものの仕組みから遠い宇宙まで、理由も一緒に読める雑学。

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地理 · ひとくち雑学01

エジプトの砂漠にクジラの骨が並ぶ――海だった大地の記憶

砂の中から現れた長い背骨には、小さな後ろ脚まで残っていた。エジプトの世界遺産ワディ・アル・ヒタンで、古代の海とクジラの進化をたどる。

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生物 · ひとくち雑学02

タコは吸盤で触れた相手の味が分かる――腕の先にある化学センサー

岩の隙間に伸びたタコの腕は、触ったものが獲物かどうかをどう判断するのか。2020年の研究が明らかにした吸盤の化学受容体と神経の仕組み。

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技術 · ひとくち雑学03

世界のインターネットは海底のケーブルを走る――光が海を渡るまで

海外への動画やメッセージは、衛星ではなく海底の光ファイバーを通ることが多い。敷設船、ケーブルの構造、切断と修理の現場から世界の通信網をたどる。

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歴史 · ひとくち雑学04

約2000年前に自動販売機の設計図があった――硬貨で聖水を出す古代の仕掛け

古代エジプトのアレクサンドリアで、ヘロンが硬貨の重みを利用した聖水供給装置を記述した。てこと弁で一定量の水を出す仕組みと、実際に残った史料をたどる。

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宇宙・地球 · ひとくち雑学05

天王星の極では、太陽が約42年間沈まない――横倒しの惑星の季節

自転軸が約98度傾いた天王星では、極に何十年も昼夜が続く。1年84年、1日約17時間の惑星を、NASAの観測からたどる。

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歴史 · 百科事典06

古代ローマの水道――山の湧水が大都市に届くまで

古代ローマの街角の泉は、どこから水を得ていたのか。水源、水道橋の傾斜、ポン・デュ・ガール、配水塔、浴場、フロンティヌスによる漏水・不正対策からトレヴィの泉へと続く水道の歴史をたどる。

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歴史 · 百科事典07

ローマ帝国の奴隷たち――豪華な都市と邸宅を支えた人々の人生

古代ローマの奴隷たちはどこから来て、どのように働き、家族と自由を求めたのか。ポンペイの奴隷居住区、農場と工房、スパルタクスの反乱、解放奴隷の墓碑まで、実物の遺跡と史料からたどる。

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歴史 · 百科事典08

ローマ軍団の兵士たち――帝国の国境で戦い、働き、暮らした人々

古代ローマ軍団の兵士はなぜ強く、どんな人生を送ったのか。入隊・行軍・装備から国境の勤務、ヴィンドランダの手紙、家族と退役まで、実際の墓碑・遺跡・道具をもとにたどる。

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歴史 · 百科事典09

古代ローマ人の暮らし――2000年前の大都市では、人々はどのように生きていたのか

2世紀のローマ人はどこに住み、何を食べ、どんな仕事をしていたのか。オスティアの集合住宅と港、ポンペイのパン屋と飲食店、浴場、公共便所、夜の灯りから、帝国の都市に生きた人々をたどる。

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歴史 · 百科事典10

ローマ人は何を信じていたのか――神々の帝国がキリスト教の帝国になるまで

古代ローマ人は何に祈り、なぜ皇帝にも供物を捧げたのか。家の祭壇、神託、ユピテル、女神イシス、ミトラス教、ユダヤ教、キリスト教の迫害と公認、380年以降の宗教政策を、実物の壁画・遺跡・彫像とともに追う大型記事。

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歴史 · 百科事典11

五賢帝の84年間――ローマ帝国が最も栄えた時代の実像

ネルウァからマルクス・アウレリウスまで、五賢帝の84年間を人物・戦争・経済・属州・奴隷制・宗教・疫病から読み解く。養子による継承の実態と「なぜ繁栄が終わったのか」を、原史料と現代研究で確かめる。

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歴史 · 百科事典12

ローマ帝国の歴史――小さな都市はなぜ地中海を支配し、1453年まで生き続けたのか

建国伝説と共和政、ポエニ戦争、カエサル、アウグストゥス、パクス・ロマーナ、3世紀の危機、西ローマの終焉、東ローマの1453年まで。政治・経済・市民権・宗教を通してローマ帝国の全体像を一つの読み物でたどる。

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政治 · 百科事典13

得票率34%で議席63%。なぜ選挙制度だけで政治の結果が変わるのか

英国では得票率33.7%の労働党が下院議席の約63%を獲得した。小選挙区・比例代表、日本の並立制、ドイツの併用制を数字と実例で比べ、投票が議席に変わる仕組みを解き明かす。

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宇宙・地球 · 解説14

月はなぜ地平線で大きく見える? 写真を撮ると消える、古くからの錯覚

昇り始めた月は巨大なのに、高い空へ上がると小さく見える。大気のレンズ効果では説明できない月の錯覚を、NASAと国立天文台の資料で読み解く。

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生物 · 解説15

カラスは人間の顔を覚える。しかも危険人物の情報が仲間に広がる

研究者が仮面をつけて捕獲したカラスは、その顔を後から警戒した。捕まっていない仲間や若い世代にも反応が広がった実験を、原著論文からたどる。

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地理 · 解説16

地球の磁石は南北が入れ替わる。その証拠は千葉の地層にも残っている

約77万年前に地球の磁場の極性が逆転した。その記録は千葉県のチバニアンの地層に刻まれている。岩石が古代の磁場を保存する仕組みと、次の逆転を予知できない理由を解説。

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地理 · 解説17

世界地図では同じ大きさに見える。実際のアフリカはグリーンランドの約14倍

見慣れた世界地図は、北極や南極に近い地域ほど面積が大きく見える。メルカトル図法の数学的な性質、航海で役立った理由、2026年の地図論争まで解説。

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生物 · 解説18

葉を運ぶアリは、葉を食べていなかった。巣の地下に農場がある

ハキリアリが切り取る大量の葉は、食料そのものではなく菌類を育てるための材料。人間よりはるか昔に始まった昆虫の農業と、その病害対策までたどる。

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生物 · 解説19

蜂蜜はなぜ腐りにくい? 甘さだけではない、細菌が育ちにくい理由

蜂蜜の保存性は糖分だけの話ではない。水分の少なさ、酸性、保存中の吸湿と結晶化を解説し、「一生腐らない」という俗説と乳児への注意点も整理する。

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物理・化学 · 解説20

空はなぜ青い? 夕焼けが赤くなる理由まで、光の進み方で分かる

青い光が空で広がり、夕方には赤い光が残る。レイリー散乱だけでは答えきれない「紫ではない理由」と火星の夕焼けまで解説。

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物理・化学 · 解説21

雲は水なのに、なぜ空に浮いている? 雨粒との決定的な違い

雲は気体の水蒸気そのものではなく小さな水滴や氷晶の集まり。なぜ落ちず、いつ雨になるのかを上昇気流と粒の大きさから解説。

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物理・化学 · 解説22

虹はなぜ丸い? 実は「半円」ではなく、条件がそろえば一周する

雨粒の中で光が屈折・反射すると、観察者の周りに円形の虹ができる。二重の虹で色の順序が逆になる理由も、光の通り道で分かる。

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物理・化学 · 解説23

海はなぜ青い? 空を映しているだけでは説明できない理由

海の青さは空の反射だけではない。水が赤い光を吸収する仕組みと、海が緑や茶色に変わる条件をNOAAの資料から読み解く。

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技術 · 解説24

飛行機はなぜ飛ぶ? 翼の上と下の空気が「同時に着く」は誤解

飛行機の翼が生む揚力は、空気の流れと圧力分布で説明できる。教科書などで見かける「上下に分かれた空気が同時に合流する」説の問題も解説。

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技術 · 解説25

電子レンジはなぜ温まる? 「中から加熱」「放射能が残る」は本当か

電子レンジが使うマイクロ波は食べ物の水分などに吸収されて熱へ変わる。なぜ温まりムラができるか、金属や容器の注意点も含めて解説。

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地理 · 解説26

地震予知はなぜできない? 「30年以内の確率」と「来週起きる予言」の違い

地震の日時・場所・規模を正確に当てる予知は現在困難。長期評価・緊急地震速報・南海トラフ臨時情報がそれぞれ何を伝えているのか整理する。

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地理 · 解説27

台風の目はなぜ晴れる? 周囲が暴風雨なのに中心が静かな理由

台風の中心で雲が少なく風が弱まることがあるのは下降気流が関係するため。もっとも危険な眼の壁と、目に入ってからの急変も解説。

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経済 · 解説28

円安・円高とは? 1ドル150円と100円、どちらが円高かを図なしで理解する

円安と円高は円の交換価値の変化。なぜ数字が大きいと円安なのか、金利差で動く理由、輸入品・輸出企業への影響まで日本銀行の資料をもとに整理。

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技術 · 解説29

AIはなぜ嘘をつく? 存在しない論文まで自信満々に答える仕組み

生成AIのハルシネーションは、悪意で嘘をつくこととは違う。言葉の予測・学習時の評価・出典確認の限界を、実際の研究をもとに解説。

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生物 · ひとくち雑学30

シャコのパンチは二度当たる――水中で起きる見えない「二発目」

貝殻を叩くモンハナシャコの打撃を測ると、力の山が二つ現れた。二発目の正体は、打撃の直後に水中でつぶれる小さな泡だった。

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生物 · ひとくち雑学31

種に「おやつ」を付ける植物――アリは知らないうちに種まきをしている

アリに運ばれる種子には、栄養豊富な付属物が付いていることがある。植物が移動を任せる仕組みと、その関係が必ずしも対等ではない理由をたどる。

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もう少し、深く知る

図を動かして考える。知識の背景までたどる。

01

古代ローマの水道――山の湧水が大都市に届くまで

古代ローマの街角の泉は、どこから水を得ていたのか。水源、水道橋の傾斜、ポン・デュ・ガール、配水塔、浴場、フロンティヌスによる漏水・不正対策からトレヴィの泉へと続く水道の歴史をたどる。

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02

ローマ帝国の奴隷たち――豪華な都市と邸宅を支えた人々の人生

古代ローマの奴隷たちはどこから来て、どのように働き、家族と自由を求めたのか。ポンペイの奴隷居住区、農場と工房、スパルタクスの反乱、解放奴隷の墓碑まで、実物の遺跡と史料からたどる。

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03

ローマ軍団の兵士たち――帝国の国境で戦い、働き、暮らした人々

古代ローマ軍団の兵士はなぜ強く、どんな人生を送ったのか。入隊・行軍・装備から国境の勤務、ヴィンドランダの手紙、家族と退役まで、実際の墓碑・遺跡・道具をもとにたどる。

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04

古代ローマ人の暮らし――2000年前の大都市では、人々はどのように生きていたのか

2世紀のローマ人はどこに住み、何を食べ、どんな仕事をしていたのか。オスティアの集合住宅と港、ポンペイのパン屋と飲食店、浴場、公共便所、夜の灯りから、帝国の都市に生きた人々をたどる。

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05

ローマ人は何を信じていたのか――神々の帝国がキリスト教の帝国になるまで

古代ローマ人は何に祈り、なぜ皇帝にも供物を捧げたのか。家の祭壇、神託、ユピテル、女神イシス、ミトラス教、ユダヤ教、キリスト教の迫害と公認、380年以降の宗教政策を、実物の壁画・遺跡・彫像とともに追う大型記事。

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06

五賢帝の84年間――ローマ帝国が最も栄えた時代の実像

ネルウァからマルクス・アウレリウスまで、五賢帝の84年間を人物・戦争・経済・属州・奴隷制・宗教・疫病から読み解く。養子による継承の実態と「なぜ繁栄が終わったのか」を、原史料と現代研究で確かめる。

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07

ローマ帝国の歴史――小さな都市はなぜ地中海を支配し、1453年まで生き続けたのか

建国伝説と共和政、ポエニ戦争、カエサル、アウグストゥス、パクス・ロマーナ、3世紀の危機、西ローマの終焉、東ローマの1453年まで。政治・経済・市民権・宗教を通してローマ帝国の全体像を一つの読み物でたどる。

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08

得票率34%で議席63%。なぜ選挙制度だけで政治の結果が変わるのか

英国では得票率33.7%の労働党が下院議席の約63%を獲得した。小選挙区・比例代表、日本の並立制、ドイツの併用制を数字と実例で比べ、投票が議席に変わる仕組みを解き明かす。

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09

需要と供給はなぜ価格を決める? 曲線の交点にある秘密

価格は誰かが勝手に決めるだけではない。買いたい量と売りたい量の関係から、均衡価格という考え方が生まれる。

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010

振り子は重くしても速くならない? 長さと重力で変わる『1往復』

1mの振り子は地球で約2秒、月なら約5秒。重さではなく糸の長さと重力が決めるリズムを、動く実験で確かめよう。

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011

自然選択は「強いものが生き残る」という単純な競争ではない

雪の多い場所に白い毛の動物と茶色い毛の動物がいたら、どちらが捕食者に見つかりにくいだろう。雪の上では白い毛が目立たないかもしれない。だが、地面の雪がなくなれば事情は変わる。

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新しい記事も続々公開。地球、経済、生命、宇宙を横断して学ぼう。

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地理 · ひとくち雑学01

エジプトの砂漠にクジラの骨が並ぶ――海だった大地の記憶

砂の中から現れた長い背骨には、小さな後ろ脚まで残っていた。エジプトの世界遺産ワディ・アル・ヒタンで、古代の海とクジラの進化をたどる。

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生物 · ひとくち雑学02

タコは吸盤で触れた相手の味が分かる――腕の先にある化学センサー

岩の隙間に伸びたタコの腕は、触ったものが獲物かどうかをどう判断するのか。2020年の研究が明らかにした吸盤の化学受容体と神経の仕組み。

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技術 · ひとくち雑学03

世界のインターネットは海底のケーブルを走る――光が海を渡るまで

海外への動画やメッセージは、衛星ではなく海底の光ファイバーを通ることが多い。敷設船、ケーブルの構造、切断と修理の現場から世界の通信網をたどる。

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歴史 · ひとくち雑学04

約2000年前に自動販売機の設計図があった――硬貨で聖水を出す古代の仕掛け

古代エジプトのアレクサンドリアで、ヘロンが硬貨の重みを利用した聖水供給装置を記述した。てこと弁で一定量の水を出す仕組みと、実際に残った史料をたどる。

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宇宙・地球 · ひとくち雑学05

天王星の極では、太陽が約42年間沈まない――横倒しの惑星の季節

自転軸が約98度傾いた天王星では、極に何十年も昼夜が続く。1年84年、1日約17時間の惑星を、NASAの観測からたどる。

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地理 · 解説06

大陸が少しずつ動いている証拠は、海底にも残されている

大西洋を挟んだ南米大陸とアフリカ大陸の輪郭を地図で見ると、互いにはまりそうな形をしている。偶然のようにも見えるが、海底を調べると、二つの大陸がかつて近くにあり、長い時間をかけて離れたという証拠が見つかる。

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宇宙・地球 · 解説07

月の裏側が見えないのは、月が自転していないからではない

月を何日眺めても、黒い海の模様の位置はほとんど変わらない。月は地球にいつも同じ面を向けているからだ。では月は自転していないのだろうか。実際には、月は地球の周囲を公転する間に、自分自身も一回転している。

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経済 · 解説08

値上がりが止まっても、物価は元に戻らない

スーパーで去年100円だった品物が今年110円になったとする。来年も110円のままなら、値上がりは止まったことになる。けれどレジで払う金額は、以前より10円高いままだ。

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生物 · 解説09

細胞の発電所には、かつて独立した生き物だった痕跡がある

人の細胞からDNAを取り出すといえば、普通は核の中の染色体を思い浮かべる。しかし、細胞内でエネルギー変換を担うミトコンドリアにも、核とは別のDNAがある。

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地理 · 解説10

津波は潮の満ち引きではない。深い海では見えにくい波が襲ってくる

海岸の水が大きく引いてから津波が来る――そう聞いたことがあるかもしれない。しかし津波は必ず最初に海が引くわけではない。この誤解は避難の遅れにつながり得る。

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経済 · 解説11

工場の安い製品が、周辺の住民には高くつくことがある

ある工場が安い商品を大量に生産し、買い手は喜んで購入した。ところが工場から出た汚染物質が川へ流れ、下流の住民は浄水や健康被害への対処に費用を払うことになった。工場と買い手の取引だけを見ていたら、この損失は値札に現れない。

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宇宙・地球 · 解説12

夏が暑いのは地球が太陽に近いから?

季節の主な原因は太陽との距離ではなく、約23.5度傾いた地球の地軸だ。太陽光の角度と昼の長さが変化する。

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歴史 · 解説13

シルクロードを旅した絹は、何人もの商人の手を渡った

中国で織られた絹が遠く西の市場に届くまで、同じ商人が最初から最後まで運んだとは限らない。山を越え、オアシスへ到着し、別の商人へ渡され、さらに遠い町へ。商品が人の手を替えながら移動する仕組みが、広大な交易を支えていた。

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SERENDIPITY

次に何を知るかは、偶然に任せる。

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