解説 · 地理

大陸はなぜ動く? プレートテクトニクス入門

地球表面は複数のプレートに分かれ、長い時間をかけて動いている。地震や火山、山脈の形成と深く関わる。

更新日:2026-10-29
VISUAL EXPLAINERオリジナル図解
海洋プレート大陸プレート沈み込み
プレートが沈み込む境界の概念図。深さ・地形・構造は実際の縮尺と異なる。

地図に描かれた大陸は固定されているように見える。しかし、地球の表面をつくる岩盤は、長い時間をかけて動いている。

地球の表面は一枚ではない

地球の外側の硬い部分をリソスフェアと呼び、これは複数のプレートに分かれている。プレートはその下の、長い時間尺度では流動するマントルの上を移動する。

動く速さは一般に一年あたり数センチメートル程度だが、数千万年という時間がたてば大陸や海洋の配置は大きく変わる。

プレートの境界で起こること

プレート同士が離れる場所では、マグマが上昇して新しい海洋地殻がつくられることがある。ぶつかる場所では、一方が他方の下へ沈み込んだり、大陸同士が衝突して山脈が形成されたりする。

横方向にずれ動く境界では、断層に沿って地震が起きることがある。

何がプレートを動かすのか

プレートの運動には、沈み込む冷たいプレートが周囲を引っ張るスラブプルや、海嶺付近からの重力的な移動などが関係する。単純に「マントルがベルトコンベヤーのように運ぶ」だけでは説明しきれない。

地震と火山が集中する理由

プレート境界では力が集中しやすく、地震や火山活動が多い。ただしプレート内部でも地震は起こり、すべての火山が境界にあるわけではない。

日本列島が地震や火山の多い地域に位置するのも、複数のプレートが関わる地質学的な環境と関係している。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. This Dynamic Earth: The Story of Plate Tectonics ↗U.S. Geological Survey

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