ひとくち雑学 · 歴史

トルコの地下都市には、外敵を防ぐ石の扉まであった

更新日:2026-10-30

トルコのカッパドキアにあるデリンクユ地下都市では、地面の下に何層もの通路と部屋が広がっている。人が通る細い道、貯蔵用の空間、換気のための縦穴などがあり、ただの洞窟ではなく人々が利用するためにつくられた施設だ。

トルコ・カッパドキアのデリンクユ地下都市に掘られた地下通路
トルコ・カッパドキアのデリンクユ地下都市に掘られた地下通路。撮影・制作:Wikimedia Commons contributor / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0(縮小表示のみ)

カッパドキアには比較的掘りやすい火山性の岩が分布し、地下へ通路を広げることができた。人々は長い時代にわたりこの空間を掘り進め、生活や避難のために使ったと考えられている。

特徴的なのが、大きな円盤状の石の扉だ。通路に転がして動かせば、人が外側から入りにくくなる。地下へ潜るだけでなく、入口や通路を守る仕組みまで考えられていたのである。

地下都市の建設がいつ始まり、どの時代にどんな使われ方をしたかには研究上の議論がある。しかし、地下へ何層も空間をつくり、換気と水の問題に対処しながら人が利用してきたことは確かだ。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. www.ktb.gov.trが公開する解説・資料(トルコ) ↗専門資料・公式機関
  2. 画像の原典:Derinkuyu Underground City.JPG ↗Wikimedia Commons

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