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北朝鮮の平壌地下鉄は、長いエスカレーターの先にホームがある

更新日:2026-10-30

北朝鮮の首都平壌には、地下へ長く続くエスカレーターを備えた地下鉄駅がある。地上の入口から乗ってもなかなかホームへ着かない。駅の中には装飾的な照明や壁画があり、単なる移動のための設備とは違った雰囲気を持つ。

平壌地下鉄の深い駅へ下っていく長いエスカレーターの実際の写真
平壌地下鉄の深い駅へ下っていく長いエスカレーターの実際の写真。撮影・制作:John Pavelka / Wikimedia Commons / CC BY 2.0(縮小表示のみ)

平壌地下鉄には深い場所を走る区間がある。深く掘ることは建設費や出入りの時間を増やす一方、地上の都市から隔てられた空間をつくれる。北朝鮮が建設を進めた時代には、朝鮮戦争で平壌が大きな空襲被害を受けた記憶があり、地下の空間を非常時に利用するという観点もあったとされる。

地下鉄の建設には都市の地形も、政治的な考え方も反映される。ホームの豪華な内装は国家が見せたい都市の姿とも関わり、駅の深さは安全保障への意識と結びついて語られてきた。

普段、地下鉄は地上の混雑を避ける便利な交通手段だ。平壌の深い駅を考えると、駅がどこに、どのようにつくられるかには、その都市の歴史も関わっていると分かる。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. Pyongyang Metro ↗Wikipedia(駅の深さと防空施設としての性格)
  2. Pyongyang Metro Escalator ↗Wikimedia Commons(実物写真)

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