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カンボジアの国旗には、実在する12世紀の寺院が描かれている

更新日:2026-10-30

カンボジアの国旗には、赤と青の地の中央に白い建物が描かれている。これは架空の宮殿ではない。12世紀に建設された巨大寺院、アンコール・ワットだ。国旗の中へ実際の建築物が置かれている。

アンコール・ワットの外観
アンコール・ワットの外観。撮影・制作:Bjørn Christian Tørrissen / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0(縮小表示のみ)

アンコール・ワットはかつてのクメール帝国の中心的な宗教建築で、長い回廊には神話や戦いの場面を描いた精巧な彫刻が残る。建設当初はヒンドゥー教の寺院としてつくられ、後に仏教とも強く結びついてきた。

寺院が国家の象徴になっているのは、単に観光客に有名だからではない。古い王国が築いた大規模な建築と文化が、現在の国の歴史の重要な一部として受け止められているからだ。

国旗に描かれた白い塔は、とても簡略化された模様である。しかし、その元になった建物へ行けば、長い回廊と水路、精密な石彫が広がっている。国旗の小さな図柄は、実際の巨大な建築につながっている。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. UNESCO世界遺産センターが公開する解説・資料(カンボジア) ↗UNESCO世界遺産センター
  2. 画像の原典:Angkor Wat.jpg ↗Wikimedia Commons

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