ひとくち雑学 · 生物

フォークランド諸島では、人間よりペンギンのほうがはるかに多い

更新日:2026-10-30
フォークランド諸島のサンダース島にあるジェンツーペンギンの繁殖地
フォークランド諸島のサンダース島にあるジェンツーペンギンの繁殖地撮影・制作:Ben Tubby / Wikimedia Commons(元画像) · CC BY 2.0(表示サイズのみ変更)

南大西洋のフォークランド諸島には、草に覆われた丘と海岸の間にペンギンの繁殖地がある。キングペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギンなど、姿や暮らし方の違う複数の種類が同じ島々で繁殖する。

人間の住民は数千人ほどだが、繁殖するペンギンはその数を大きく上回る。海では魚やオキアミなどを捕り、陸地へ戻ると卵やヒナを守る。種類によって巣をつくる場所や繁殖の時期は異なり、岩場に集まる鳥もいれば草地を歩く鳥もいる。

その暮らしは南極の氷の上とはずいぶん違う。フォークランド諸島は南大西洋の冷たい海に囲まれ、豊かな海の餌に支えられている。海洋環境が変われば、子育てに必要な餌を集めることにも影響する。

一方、この諸島をめぐっては英国とアルゼンチンの間に主権争いがあり、1982年には戦争が起きた。人間が領有を争う島々は、ペンギンにとっては長い距離を泳いで戻ってくる繁殖地でもある。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. Encyclopaedia Britannicaが公開する解説・資料(フォークランド諸島) ↗Encyclopaedia Britannica

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