ひとくち雑学 · 生物

南アフリカの砂浜には、絶滅の危機にあるペンギンが暮らす

更新日:2026-10-30
南アフリカ・ボルダーズビーチに集まる野生のケープペンギン
南アフリカ・ボルダーズビーチに集まる野生のケープペンギン撮影・制作:Satdeep Gill / Wikimedia Commons(画像の原典) · CC BY-SA 4.0(表示サイズのみ変更)

ペンギンを見に行く場所として、南極ではなく南アフリカの海岸を選ぶ人がいる。ケープタウン近郊のボルダーズ・ビーチでは、白い砂浜に野生のアフリカペンギンが巣をつくり、海から上がってきた鳥が岩の間を歩いていく。

アフリカペンギンは氷の上で暮らす鳥ではない。南部アフリカの沿岸で繁殖し、海では小魚などを捕らえる。陸へ戻れば日差しを避けられる場所に巣を構える。観光客が木道から観察できる場所もあるが、人に慣れたように見えても野生動物であり、手を出したり追いかけたりしてはいけない。

この種には深刻な問題がある。餌になる魚の分布変化や漁業との競合、生息地の変化などが重なり、個体数は大きく減少してきた。海岸での繁殖が写真に収まることと、種全体の未来が安泰であることは別だ。

青い海の砂浜にペンギンが立つ風景は、南極の氷の写真とはずいぶん違う。だが、海の環境に強く依存している点では共通している。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. South African National Parksが公開する解説・資料(南アフリカ) ↗South African National Parks

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