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ポルトガルのベルトラン書店は、1755年の大地震を越えて営業を続けた

更新日:2026-10-30
18世紀から営業を続けるポルトガルのベルトラン書店
18世紀から営業を続けるポルトガルのベルトラン書店撮影・制作:69joehawkins / Wikimedia Commons(画像の原典) · CC BY-SA 3.0(表示サイズのみ変更)

リスボンにあるベルトラン書店は、1732年に創業した。現存して営業を続ける書店として世界最古級とされ、ギネス世界記録にも紹介されている。しかし、この店が何百年も同じ場所で無事に本を売り続けたわけではない。

創業から23年後の1755年、リスボンを大地震が襲った。地震だけでなく火災や津波も発生し、街には甚大な被害が出る。ベルトラン書店も建物を失ったが、商売は途切れず、やがて再建された街で営業を続けた。

1773年にはガレット通りへ移り、現在の店舗がある場所につながる。店の中で扱う本は時代とともに変わり、印刷技術も出版の形も大きく進化した。それでも、読者が本を選び、買って帰るという日常は受け継がれてきた。

古い書店は古本だけを売る場所とは限らない。18世紀に始まった商売が21世紀の新刊を扱うという、時間の重なりそのものがベルトラン書店の魅力になっている。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. ギネス世界記録・営業中の最古の書店 ↗ギネス世界記録・営業中の最古の書店

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