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タジキスタンのヌレークダムは、高さ300メートルの土と石の山

更新日:2026-10-30

タジキスタンのヌレークダムは、巨大なコンクリートの壁を想像すると驚く。高さ約300メートルの堤体は、主に土や石を積み上げて築かれた。人がつくった山のような構造物で、ヴァフシュ川の水をせき止めている。

タジキスタンのヌレークダムの巨大な堤体を撮影した実際の写真
タジキスタンのヌレークダムの巨大な堤体を撮影した実際の写真。撮影・制作:Ibrahim Rustamov / Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.5(縮小表示のみ)

建設が進められたのはソ連時代。山地に流れる川の落差を利用し、発電するための重要な設備となった。高い場所に水を貯め、そこから水を下へ流してタービンを回すことで電力を得る。

しかし、ダムができれば川のすべてが以前と同じでいるわけではない。下流へ流れる水の量や時期が変わり、貯水池の周辺環境にも変化が生じる。中央アジアでは国境を越える川が多いため、発電用に水を蓄えることと下流で農業に使うことが、国際的な調整の問題になる。

ダムの高さは東京タワーに迫る規模だ。川の流れを利用するために、これほどの土と石を積み上げたところに、水力発電という技術の大きさが表れている。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. Encyclopaedia Britannicaが公開する解説・資料(タジキスタン) ↗記事資料
  2. 写真:Nurek Dam.JPG ↗Wikimedia Commons

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