アメリカ大統領選挙では、有権者の投票結果をもとに選ばれた選挙人が、大統領・副大統領に投票する。
選挙人はどこから来るのか
各州に割り当てられる選挙人数は、基本的にその州の連邦下院議員数と上院議員2人の合計に等しい。首都ワシントンD.C.には、憲法修正第23条によって3人の選挙人が配分されている。
合計は538人であり、通常は過半数の270票が当選に必要となる。
なぜ全国の得票数だけで決まらないのか
各州で得票を集計し、そこでの結果を選挙人の配分に反映する仕組みだからである。多くの州では、州内で勝った候補が、その州の選挙人票をすべて獲得する。
そのため、全国の一般投票で最多得票を得た候補が、必ずしも大統領になるとは限らない。
例外はあるか
メーン州とネブラスカ州は、連邦下院の選挙区ごとの結果も使って選挙人票を配分するため、州の選挙人票が候補者間で分かれる可能性がある。
この制度は連邦制と選挙制度の歴史に深く関係し、改革の是非をめぐる議論も続いている。