昼間の表面温度が400℃を超える水星に、なぜ水の氷が残れるのか。
水星は自転軸がほとんど傾いていないため、極地の深いクレーターには太陽の光が一度も届かない場所がある。日当たりのよい地表は高温でも、永久影の内部は非常に低温になり、氷を保ちやすい。
NASAの探査機メッセンジャーによる観測は、極地のクレーターに水の氷が存在することを強く支持している。惑星全体が暑いことと、すべての場所が暑いことは同じではない。
水星は自転軸の傾きが小さいため、極地の深いクレーターには太陽光が届かない場所がある。日当たりの良い地表が非常に熱くても、永久影の内部は氷が残れるほど冷たくなる。
惑星の平均的な気候だけでは、局所的な環境までは決まらない。氷があるという観測は、水星全体が寒いという意味ではない。