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キノコは植物より動物に近い? 菌類の意外な系統

キノコは動かずに生えているが、進化の系統では植物よりも動物と近い。

更新日:2026-10-29

キノコは動かずに生えているが、進化の系統では植物よりも動物と近い。

キノコやカビ、酵母が属する菌類は、動物と比較的近い共通祖先を持つ。一方、植物は別の系統に属する。菌類は植物のように光合成で糖をつくるのではなく、周囲の有機物を酵素で分解し、できた栄養を吸収する。

細胞壁にも違いがある。植物ではセルロースが主要な材料なのに対し、菌類ではキチンなどが重要になる。キノコを『光合成をしない植物』と捉えるより、独立した生物の大きなグループとして考える方が正確だ。

菌類は光合成で養分をつくるのではなく、周囲の有機物を分解して吸収する。動かないという見た目の共通点だけで植物に分類すると、進化的なつながりを見誤る。

食べるキノコは菌類の体全体ではなく、胞子を散布するために現れる子実体である場合が多い。地中や倒木の内部には菌糸が広がっている。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. What in earth? Understanding what fungi really are ↗Royal Botanic Gardens, Kew

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