解説 · 地理

天気と気候はどう違う?

天気は「今日どうか」、気候は「長い目で見たときどんな傾向か」。気候は通常30年以上の観測で捉える。

更新日:2026-10-29

「今日は暑い」という話と、「この地域は夏が暑い」という話は似ているが、比べている時間の長さが違う。

天気は短期的な大気の状態

天気とは、ある場所・ある時刻の大気の状態だ。気温、降水量、風、湿度などは時間や日によって変化する。

気候は長期的な特徴

気候は、数十年という長い期間の平均や変動の特徴を表す。気象庁などが使う「平年値」は、一般に30年間の観測値から計算する。

たとえば、今日たまたま雪が降ったことだけでは、その地域の気候が変わったとは言えない。逆に、数十年の気温や降水の傾向を比較すれば、気候変動の兆候を調べられる。

平均だけを見ればいいのか

気候は単なる平均気温だけではない。極端な高温や豪雨の頻度、季節ごとの雨の降り方なども重要である。

「今年の夏が涼しいから温暖化していない」と判断できないのは、天気と気候の時間尺度が異なるためだ。

REFERENCES

参考文献・出典

  1. What's the difference between climate and weather? ↗NOAA

リンク先は外部サイトです。本文は資料を参考に独自に執筆しています。